江田歯科

歯周病
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歯周病とは

歯周病とは
歯周病は、歯と歯肉の間の「歯周ポケット」という隙間で歯周病原菌が繁殖することによって起きる歯肉の炎症です。
歯周病にかかっても、軽度であれば治療で治ります。しかし、適切な治療をせず、歯周病が進んでしまうと、歯肉や歯を支える歯槽骨まで溶けてしまい、歯が抜けてしまうことがあります。

歯周病の原因

歯周病は、30種類以上もの歯周病原菌が原因です。
食事の後、口の中の食べかすが細菌の栄養源となり、歯周病原菌を増殖させます。
歯を磨いていないと歯の表面がザラザラ、ヌメヌメしてきます。
これは歯垢が付着してきているサインです。
放っておくと、むし歯や歯周病を引き起こしてしまいますので、歯垢はつき始めのうちにしっかり落としましょう。

このような症状はありませんか?

このような症状はありませんか?

  • 歯肉が腫れている
  • 歯茎から出血しやすい
  • 口臭が強くなった気がする
  • 歯がぐらぐらする

歯周病は進行がゆっくりで、初期は痛みがあまり出ません。そのため、「気づいたときにはかなり進行していた」ということが多々あります。
歯周病は気づきにくいため、普段から口内をしっかりチェックしていきましょう。

歯周病治療について

歯周病の治療では、歯周病の原因となっている歯垢を除去します。
痛みが出ている方も、歯垢除去をしなければ歯がダメになってしまうため、しっかりと治療します。
治療が終わるまで患者さまのお話にじっくりと耳を傾け、なるべく食べやすい状態をつくりながら、治療を進めますのでご安心ください。

料金について

メンテナンスに重点を置いた歯周病の治療ですと、保険診療の範囲内で行う場合はおおよそ3,300円(税込)です。
ただし、状況によって料金は異なります。必ず事前にご説明いたしますのでご安心ください。

歯周病の予防・気をつけること

歯周病は、歯垢に棲む細菌が原因なので、歯垢除去(プラークコントロール)が有効な予防法となります。
さらに「歯石」がついてくると、ますます歯周病を引き起こしやすい口内環境になっていくため、歯石になる前の「歯垢」の時点で、しっかりお手入れすることをおすすめします。

歯周病の予防方法

  • 食べた後、30分以内に歯磨きする
  • 歯ブラシは歯垢をしっかり落とせるものを使用する
    (月1回の歯ブラシ交換、自分に合った歯ブラシの選択)
  • デンタルフロス(糸ようじ)、歯間ブラシを使って歯の間のお手入れをする
  • 汚れがしっかりと落ちていない可能性もあるため、歯科医院で定期的に歯垢除去をする